2009-07-05(Sun)
沢登りシリーズ第2弾・丹沢、背戸と源次郎

K&K沢登りシリーズ第2弾
今回も表丹沢に行ってきましたが、登ったのは
背 戸ノ沢左俣と、源 次郎ノ沢です。どちらも水無川水系。

今回は何故か私以外は全部女性…

背戸の左俣は、上部でカイサク新道が横切るため、とっても下山が楽な沢ですが、
この滝はそのカイサク新道と交わる直前にある8mの滝です。
中々見事な滝で、登りがいもあります。
今回は、自分達だけで沢に行ける様になりたい…という彼女の希望で、
何回かリードもしてもらいました。
中間の取り方やルートファインディング、そして支点の構築などを勉強してもらいました。

ここは途中の大滝。上部に行くほどスタンスが乏しくなります。
そのまま右寄り(左岸)に登れば支点もあり少し楽ちんですが、
私がリードさせてもらったので、ちょっと怖い滝の落ち口へトラバースするルートへ…
↓

写真で見るとどうってことありませんが、高さもあるし、ツルンコ滑りそうで緊張する所です。

下りに使ったカイサク新道は、所々痛みもあり、
特に本谷を過ぎてからの谷間が完全に道路が崩れてしまっていたりと、
一般の登山者向けではなくなりつつあります。
この写真は、"猫"の鳴き声?みたいな声が聞こえて『?』としているところ。
彼女の初体験(初リード)の沢でした。
2009.07/04 T.Kawana &To
そして2日目は源次郎です。

入渓点で、まだ皆さん元気な写真。

F5の2段の滝。上部8mは、水流の右と左、両方にルートがありますが、どちらも少し大変。

今回初参加のIさん、『こんなに大変だとは思ってなかった…』って、
ここで言ってももう遅い。
でもロープでつながっているので安心ですよ。大胆に登っていました。

最近、"沢登り"と称して、いわゆるキャニオニングを楽しんでいるグループもありますが、
私はやっぱり"山屋"なので、どうも"いいとこ取り"の遊びでは物足りないのです。
丹沢を卒業したら、もっと大きな沢に行きましょう。 ね、Nさん。
で、今回初参加のIさんも、とっても頑張ってくれました。
丹沢での沢登りの欠点(?)として、最後のツメ、藪こぎ急登があります。
でもこの沢登り本来の楽しみを、100%味わって稜線にたどり着いたときに、
やり遂げた爽快感が沸くのですよね。

最後のツメも、笑顔で頑張ってくれました。
2009.07/05 T.Kawana K&K