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2010-05-30(Sun)

両門ノ滝へ行く(奥秩父・笛吹川東沢 釜ノ沢)

両門ノ滝
笛吹川東沢・釜ノ沢にある両門ノ滝の撮影を目的とするカメラマンさんのサポートで、
新緑の釜ノ沢に入渓してきた。

東沢での渡渉
今回は水量も多くて、一番深いところでは股上までも流れに浸かった。

千畳のナメを下る
千畳のナメを下降しているところ。
今回は両門ノ滝の撮影が目的だったので、両門ノ滝前でテントを張って、翌日は沢を下降して戻った。

両門ノ滝がある広場
カンスケブログでの報告

2010.05/29-30 K&K
2010-05-28(Fri)

三つ峠でマルチピッチトレーニング

T字クラック
空いてる平日の三つ峠で、マルチピッチのトレーニングをしてきた。
この画像はT字クラックから上部は十字クラック部分をリードしている連れ。
ここは一般ルート左から第一バンド、T字クラック(上部は十字)、No.15クラックから第三バンドを経て、
最後は簡単なNo.18クラックから天狗の踊り場へと抜けた。
この日は、地蔵の右左、草溝ルートなども登った。
岩はとてもよく乾いていて、しかもクライマーも少なく快適だった。

雪をかぶった富士山
とてもいい天気。
こんな景色を眺めながらクライミングができるのも、三つ峠の魅力の一つだ。

2010.05/28 T.Kawana
2010-05-21(Fri)

屋久島紀行

屋久島・淀川上部
淀川(ヨドゴウ)の上部、中俣までの間は、屋久島の中でもとびきり幻想的で美しい渓谷美を見せてくれる。
それは、夢に出てくる様な渓流の姿で、
だから実際に歩いていると、
自分が今、夢の中にいるのか、本当の現実の中にいるのか分からなくなってしまう。

小雨が降っていたが、
それがまたこの沢には似合ったりする。
枝から落ちる水滴が、きれいな波紋を見せてくれた。

屋久島で遊ぶひととき…
大きな卵の様な石
この沢は、いかにも屋久島的な風景をそこかしこで見せてくれて、
どこを向いても、何時間いても飽きることがない。
いったいいつ頃、この場所にごろごろと流れ着いてきたのか…
大きな卵の様な石が転がっていた。

屋久島の森
屋久島といえば屋久杉の森だが、こんな景色もまた屋久島らしい。
今回で、私が屋久島を訪れたのは13回目。
杉だけが屋久島では無い。

大王杉
と言いつつも、しっかりと会っておきたいのがこの大王杉だ。
縄文杉の様な圧倒的な存在感は無くて、何かしら考え事をしているとそのまま通りすぎてしまう。
しかし、ふと何かしら気配を感じて見上げると…じっと私たちを見ている大きな大きな姿がそこにある。
何も言わず、ただそこにいるだけ。だけどじっと見つめてくれている姿は、
無口だが優しく、怒り出せば怖い怖い…父親の様な透明な存在感だ。

縄文杉
縄文杉はいつ会っても堂々としている。
でも、なぜかしら寂しくて、悲しい気分になってしまうのは私だけだろうか…
沢山の人の視線にさらされて、素っ裸の肌を大勢に刺されている姿を想像してしまう。

島の長老達とは、できれば霧に包まれた中、
ただ1人でひっそりと、ビクビクしながら会うのがよい。
そんなこと考えるのは、私だけだろうか…

ハートマークの木
皆さんご存じのウイルソン株のハートマークだ。
最近は沢山の雑誌や絵はがきにも、この構図が使われ出した。
でも私が最初に屋久島を訪れた頃には、こんな構図の写真は無かった。
私が初めて株の中に入ったとき、空に抜ける空間から見えるまっすぐな杉の木を取りたくて、
しかし立ったままでは画角的に穴全体がフレームの中に入らなかったので、
カメラを地面に置いてノーファインダーで取ったら、偶然にハートマークが撮れたのだ。
それを同行した地元のガイドさんに見せたら、「あっ、ハートマークだ」とびっくりしていた。
そのときは、あれ?地元なのに知らなかったの?と思ったが…

吉原ガイド率いる一行
今回偶然に会った、私が初めてウイルソン株に入った時に一緒だった吉原ガイド(右はじ)。
すれ違うとき、「あの人がウイルソン株のハートマークを見つけた人です~!」と、
お客さん達に話し出した。…恥ずかしかった。が、ちょっとうれしいかな。。

ウイルソン株苔の森

屋久島の森は、いつ訪れてもパワーがもらえる。
今年中にまた行きたいと思っている。

今回のメンバーと縄文杉をバックに記念写真

2010.05/17-21 K&K
2010-05-14(Fri)

涸沢は寒かった…

涸沢ヒュッテにて
今週2回目の涸沢 …超寒むっ
冬型で寒気が入り、この時期としてはめちゃくちゃ寒い涸沢でした。
初日の北穂も稜線は吹雪いていて早々に下山。結構大変でした。

↓これは北穂稜線直前の絵。
北穂に登る

前穂北尾根
二日目の天候は快晴でしたが、それでも持ったのはお昼まで。
ガスるとすぐに雪が舞う状態で、一ヶ月くらい季節が戻ってしまった感じでした。
従って、恒例のテラスで生ビールも今回は一回も無し。

涸沢岳にて
こちらは涸沢岳。寒かった…

ヒュッテの受付にて
涸沢ヒュッテの女性陣がガラッと変わってしまっていてびっくり。
古株の皆さんに会えなかったのは残念でしたが、
今年はカヨさんが仕切っています。頑張ってます。

夕食風景(涸沢ヒュッテ)
ヒュッテの夕食は献立に変化があっていつも楽しみ。氷河ワインも美味しい。

大正池付近で見た稜線の雲
帰りに大正池から見た稜線の雲。中は寒そう…。

で、こちらはいま売り出し中の河童焼。200円/1個。
↓ 表面はカリカリで中がほかほか。アンコとクリームチーズのミックスがグー。
河童焼

2010.05/11-14 T.Kawana
2010-05-10(Mon)

GW開けの北穂

北穂山頂
GW開けに、涸沢に行ってきました。
登ったのは北穂高岳です。
とってもいいお天気でしたが、登山者はあまりいなくて、静かな山でした。

槍ヶ岳をバックに記念写真です
貸し切りの北穂山頂にて、槍ヶ岳をバックに記念写真。

北穂小屋のカルビ丼
私が北穂小屋に立ち寄る時の定番メニュー。カルビ丼。
味噌汁付きで900円。うまい。



ところで、北穂で変なグループに会いました。。↓
北穂のしゅわっちゅ隊
ガイドのりゅうちゃんとダノンくん。そして巻き込まれて災難のお客様。
3人で北穂東稜を登り着いてのポーズです。

で、私も負けずに…
負けずに僕もしゅわっちゅ!
ちょっと恥じらいがありますが、しゅわっちゅ!

徳沢園手前のニリンソウ
明神かせ徳沢へ向かう途中、いつもこの時期に咲くニリンソウ。
今年もやっと咲き出しました。

さて本日涸沢から下山しましたが、明日からまた涸沢入山です。
涸沢のパノラマ
2010.05/08-10 T.Kawana
2010-05-05(Wed)

GW剱岳

山頂でのポーズ
今年のGWは剱岳に登ってきました。
ベストな天候の中、山頂まで登ってきました。

立山方向を見る
今年はGWに入ってからも降雪があり、きれいな冬景色が見られました。

前剱からの剱本峰
こちらは前剱からの剱岳本峰。
別山尾根からの登山者は比較的少なく、
早月尾根からの登山者が目立った。

カニの横ばい
カニの横ばいに雪はなく、夏と同じ様に通過する。

翌日に源治郎尾根を予定していたが、天候が今一だったので潔く敗退。。。
一日早い下山で松本で打ちあげをしたりした。

今年も逆さパンダ…
こんがりと焼き上がって気分も上々。。

2010.05/02~05 T.Kawana
2010-05-01(Sat)

GWは槍ヶ岳から…

雲の中から現れた…
GW初日から、槍ヶ岳に行ってきた。
しかし、大曲の辺りから雪が舞い、槍ヶ岳山荘に着く頃はナント吹雪の状態。
翌日も風が強く、山頂まで登ることは断念して下ったが、
真冬のような厳しい姿を見ることができた。

槍沢を登る
初日は槍沢ロッジに泊まり、二日目の登りがこの状態。

川名匡
菅野由起子
下りは徐々に回復してきた
下りは天候がみるみる回復してきたが、
青空バックにそびえる槍をバックに下山にかかる。

槍ヶ岳山荘前にて
槍ヶ岳山荘前での記念写真。

2010.04/29~05/01 K&K
プロフィール

mtkawana

Author:mtkawana
(社)日本山岳ガイド協会(JMGA)認定
 山岳ガイド・ステージⅡ
 (JMGA旧・上級登攀ガイド)
Neo森羅(旧名:山岳会・森羅)
 創立者・現代表CL
川名 匡(かわなただし)
よろしく。

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